なぜアメリカ帰りは英語が話せるの??マミーズが秘密を大公開

♪ご挨拶♪

皆さんは飛行機に乗らなくても、歩いて行けるアメリカを知っていますか?

新宿から小田急線にのって約40分ほどのところに東京ディズニーランドとほぼ同じ面積に1300人前後のアメリカ人達がアメリカ本土と同じように生活しています。敷地内には保育園も、小学校も、病院も、もちろんスーパーマーケット、コンビニ、レストラン、ファーストフード店、教会、映画館、カラオケバーまであります。

 

一歩足を踏み入れると、自分が日本にいることを忘れてしまう不思議なエリアです。(*^▽^*)普通のアメリカ人達が生活しているので、イースター、ハロウィン、感謝祭、クリスマス、バレンタインなどアメリカで行われる行事もすべて本土と同じように行われています。

 

ハロウィンの日などはそれぞれの家がお化け屋敷に大変身!(≡^∇^≡)日本の仮装パーティーと化したハロウィンとは一味も二味も違います。

クリスマスだって、静かな雰囲気の中でどこからともなく少女たちのクリスマスキャロルの合唱が聞こえてくるような本当のアメリカが神奈川県相模原市にあるのです。

在日米軍基地である座間キャンプで働く兵士達の家族が暮らしているのが、この相模原米軍住宅です。

私はここで20年以上にわたって、手軽に楽しくショートホームステイができるように多くの方々のお手伝いをしてきました。

日本にいながら自然に英語が話せるようになり、アメリカ人の友達を作り、彼らがアメリカに帰った後も交流を続けている人がたくさんいます。(*^▽^*)

一方で意を決して当スクールの門を叩いたのに、結局数回アメリカ人の家に行っただけであきらめてしまう人や、何年通っても英語が話せるようにならないと嘆いている方もいます。

 

なぜこのような差が生まれるのでしょうか?

理由はたった一つ、「英語の身につけ方を知っているか知らないか」なのです。

 

大変残念なことですが、日本人のほとんどは英語の身につけ方を知りません。

「どうすれば英語が身につくか」という問いに皆さんだったらどう答えますか?

 

たくさん英単語を覚えて英文法を理解し英語を正しく日本語に訳す方法を覚えれば、英語がわかるようになると考えていませんか?

これは中学校、高校、大学、英会話スクール、英語塾などで採用されている英語教育方法の定説です。従ってほとんどの日本人はこれが正しい英語の勉強方法だと思い込んでいるはずです。

 

しかし残念ながら、この方法では何年頑張っても英語を自由に使いこなす時はきません。

たくさん英単語を覚えるとは何単語ぐらい覚えればよいのでしょうか?中学で1300語、高校で2700語、大学受験までに最低4000語、英検1級レベルだと12000語などと言われていますが、12000語で充分なのでしょうか?日本語もそうですが、毎日毎日新しい英語が数限りなく生まれています。そういう言葉はどうすればよいのでしょうか?次々に覚えなければならない言葉が生まれてくるわけですから永遠にゴールにたどり着くことはできませんね。

 

英文法だって大問題です。「中学英文法をマスターすれば英語が話せる」といったタイトルの本がたくさん本屋に並んでいますが、実は英文法を勉強すればするほど英語が自由に話せる状態から遠ざかっていきます。いわゆる英文法の授業では英語をどうやって日本語に訳すかを教えています。be + ~ing は現在進行形 「~しているところです」と訳しなさいとか、 have +過去分詞は現在完了形「継続・ずっと~している 完了・~したところである 経験・~したことがある」と訳しなさいなどと教えています。この教育方法がまさに皆さんの足を引っ張っているのです。

 

 

英語を自然に話している人たちは頭の中で全く日本語を使っていません。

英語が話せるようになりたければ英語を英語のまま理解することに慣れなければなりません。英語を日本語に訳そうとしているうちは絶対に英語が話せるようにならないと断言できます。

何年勉強しても、毎日毎日努力してもちっとも英語が話せるようにならないのは、決して飲み込みが悪いからでも努力が足りないからでもありません。

英語の学び方が間違っているからです。英語は人から教わるものではありません。自分でどんどん新しい言葉を吸収し真似して使っているうちに自然に話せるようになるものなのです。(日本語は皆さんそうやって身につけたのです)英単語を暗記したり英文法を覚えて日本語に訳す方法をどんなに頑張って勉強しても英語が身につくはずがないのです。

 

私はなるべくたくさんの人々のお役に立ちたいと、「なぜアメリカ帰りは英語が話せるのか?」アメリカで半年過ごしただけで英語が話せるようになる秘密を教える講座を行っています。

90分のレッスンですが、この講座をきっかけに英語の学び方が変わり、英語を自然に身につけた方がたくさんいらっしゃいます。

 

講座に参加できない方のために90分の講座の一部を文章に起こしてみました。

ぜひお読みいただきこれからの英語学習を正しいものに変えていただければ幸いです。

歩いて行けるアメリカでぜひホームステイを楽しみ英語ペラペラを目指しましょう。

https://mommieseikaiwa.jimdo.com/

♪発音の方法を知ろう!♪

私はよく生徒の皆さんに「実は字幕なしでアメリカ映画をいきなり楽しむことができます」という話をします。当然皆さん初めは信じてくれません。そんな方はこの動画をご覧ください。

 

https://youtu.be/MDrGxCh19gg ⇚クリック

 

とても字幕なしでわかるはずかないと思った方が多いのではありませんか?実は以下がセリフを英語で書いたものです。

 

Woman “ Hey,do you want to go to dinner tomorrow night?”

Man “Oh, I can’t. I’ve got a date with that waitless, Kaity. I know I’ve only gone out twice but I don’t know. I have a really good feeling about her.

Woman “ I hear divorce bells.”

Mugger “ Just give me a wallet and won’t be a problem.”

Man “ What ? “

Mugger “ I have a gun.”

Man “ Okay, Just Relax , Phoebe (name) , Stay calm.”   “ I can’t find my wallet.”

 

よーくセリフをチェックしてください。皆さんが知らない単語はいったいいくつありますか?

個人差はありますが、せいぜい1個か2個だと思います。

実はアメリカ人が日常使っている言葉のほとんどが私たち日本人が普段カタカナでよく使っている言葉なのです。改めて難しい英単語を覚える必要などそもそもないのです。それではなぜ英語がわからいのか?もうお気づきですね。

そうです、英語の音に慣れていないために英語が聞き取れないのです。

 

私たち日本人にとって英語の音が聞き取りにくいのには3つの理由があります。それを克服すれば必ず英語はもっと聞き取りやすくなります。

英語を聞き取る力つまりリスニング力を上げるためには、英語の音が出せるようになる必要があります。「出せる音は聞こえる」

 

英語の耳を作ると言って、CDやテープを使ってやみくもに英語を聞かせている教材が多々ありますが、あれでは何年頑張っても英語が本当に聞こえるようにはなりません。

 

洋楽が好きな人が何十年も洋楽を聞き続けてもけっして英語が聞こえるようにはなりませんね。しかし自分も歌えるようになりたいと歌を真似して練習した人はどんどん英語が聞こえるようになります。洋楽をコピーするアマチュアバンドの人達もボーカルだけは英語をしっかり聞き分けられる力を持っているものです。

 

英語が聞き取れるようなりたかったら、まず英語の音に対する3つの弱点を克服し正しく英語の音が出せるようになりましょう。

♪唇の使い方♪

日本語では「ラ・リ・ル・レ・ロ」は1種類しかないですが、英語には2種類あります。

多くの日本人が苦手なR と L の音です。実はこの二つの文字は音の出し方が全く違います。例えばright と light では全く違う発音で全く違う意味になります。しかし一体どのくらいの人がこの二つの言葉を正確に発音できるでしょうか?

 

中学ではrightのRは舌を丸めて音を出しなさいと教えます。

lightのLは舌を上の歯の後ろにつけて音を出すようにと教えます。

しかしこれでは正しい音が出せません。

 

皆さんが正しい音を出せているか、実は正確に判断してくれるアプリがあります。

Google の音声検索です。

google の設定を開き音声検索を選び言語を追加するを選び English (united states) を選択してください。

次に既に日本語が選ばれているはずなので、日本語のチェックを消去してください。

 

https://youtu.be/HBVK25BEtWo  ⇚クリック

 (google 音声検索の設定方法)



そうすると google の音声検索(マイク)に向かってRight と発音してRightという文字が表示されるかどうかで、あなたが正しく発音できているか判定できます。

 

ぜひお試しください。

どうですか?Rightとでましたか? LightやRyderなどなかなかrightにならない方が多いのではありませんか?

実は英語の音の出し方と日本語の音の出し方で最も大きな差はくちびるの使い方から生まれるのです

 

アメリカ人でも今一つ発音がクリアでない子供達がいます。そのような子供達の発音を矯正する専門家がおりまして、かつて当スクールでも発音矯正の方法を教えていただいたことがあります。彼女によりますと英語の音を出すのに「チューの口」(Kissするときの唇を尖らした形)はとても大切でRの音が出ない子はこの「チューの口」で発音させるとすぐに音が出るようになると教わりました。

 

皆さんも早速「チューの口」にしてからライトと言ってみましょう。

ちなみに舌は普通にラリルレロという時のままで良いです余計な動きは加えないでください。

さあどうですか?ちゃんとrightと出たでしょう!

 

実はこのRの音、思ったよりもあっちこっちで問題を引き起こしております。

今年の正月に救急救命士たちのための英語講座を大田区産業会館で行いましたが、その際LEGOLAND(レゴランド)で働いている救急救命士に「パニックになっている外国人に落ち着いてもらおうと思ってRelax please と言ったら、相手がもっとパニックになった。Relaxは英語ではないのですか?」と質問されました。

ぜひ皆さんも google 検索で判定してみてください。日本人が普通にリラックスと発音すると 

Deluxe とか lyrics(歌詞)などと出るはずです。これでは外国人もたまったものではないです。ただでさえ心細いのに・・・。

 

さあチューの口にしてからRelaxと発音してください。

どうですか?それが本来のrelaxの音です。

 

英語は自分で発音できる音は聞き取れるようになります

rightもrelaxもGoogle 検索が認識してくれるレベルで発音できるようになると、あなたもアメリカ人の出す R の音が聞き取れる人の仲間入りです。

 

それでは L はどうでしょうか?

発音矯正の専門家の先生は「イーの口」と教えてくれました。

唇をなるべく横に開いて「イー」と音を出してください。その口でLightと発音してください。

どうですか?

light出ましたね。実はlightを発音する時ほとんどの日本人はLの音が出ていますので、Lはあまり難しくないと感じるかもしれません。

でもそれは大きな勘違いです。それでは今度は皆さんがよく知っている

Lookを発音してみてください。

Brookeとかになってしまうのではありませんか?

中1の時に習うこの簡単な単語を発音できない人がいっぱいいるのです。

「イー」の口にしてからLook と言ってください。

今度はちゃんと Look と出ますね。

 

rockとlockはどうですか?

しっかり「チューの口」「イーの口」を作って発音してみましょう。

 

単語の途中でも同じです。

fried chickenちゃんと出ますか?

一歩間違えるとflied chicken(空飛ぶ鶏肉)になってしまいます。

flight attendant(CAさんの昔の呼び名)も失敗するとfright attendant『 おっかないアテンダント』になってしまいます。

 

唇の使い方が英語の音を出す時、こんなに大切だったなんて知らなかったでしょう?

実はまだまだあります。

 

rightとwriteはスペルは違うが同じ発音です。

きっと中学1年生の時に習ったことでしょう。

かくいう私もかつて「wrのwは発音しません」と教えていました。

当時の生徒達には本当に申し訳ないことをしたと思います。

実はwrのwは発音しないのではなく

wもrも共に「チューの口」なのです。

つまりどちらも同じ口の動きなので、あってもなくても同じ音なのです。

wを発音しないというよりは rにはそもそもwの音が入っているのです。(チューの口なので)

 

このwの音が実にいろいろな誤解をおこします。

例えば飛行機の中で水を頼んだのにちっとも水を持ってきてくれなかった。

water pleaseと何度いっても通じなかった・・・なんてアメリカのCAは嫌な奴らだ・・なんて経験した方も多いはずです。

 

グーグル検索で確認してください。

日本人の waterはvoltaのように聞こえ、アメリカ人には全然伝わりません。

でもチューの口にしてから water と発音するとどうですか?

それが water の音です。

 

実は white のように wh になっていても同じです。

発音する時に チューの口にしないと ホワイト すらアメリカ人には伝わりません。

またアメリカ人の発音する white も今まで聞こえていなかったはずです。

 

かつて世界で最も有名なセサミストリートいう英語教育番組が日本でも放送されていました。

エルモやクッキーモンスター、ビックバードのようなキャラクターは日本でも流行りましたが、番組自体の評価は今一つでした。

番組中1~30までの数字を何度も何度も教えたり、色の名前を繰り返し繰り返し手を変え品を変え放送で流すので「うちの子は数字は100まで英語で言えるし、色の名前なんてとっくに全部知っています」

というかんじで教育番組としてはあまり日本では受けなかったようです。

でもそれこそが日本人の大きな間違いだったのです。

セサミストリートは数字や色の名前を覚えさせようとしていたわけではないのです。

1~30までの数字を正確に発音し色の名前を正確に発音できれば英語のすべての音に慣れることができるので、繰り返し繰り返し子供たちに真似をさせようとしていたのです。

おそらく日本では英語は英単語をたくさん覚えることが大切と思い込んでいたので、発音に注目した親がとても少なかったのだと思われます。

 

例えばyellowとかyearのように y の入っている単語も注意が必要です。

yはチューの口の仲間です。

 

10 years oldと発音する時yearsをチューの口にせずに発音するとearsに聞こえることがあります。 10 ears old  これでは 10個の耳が古い・・・ まるで妖怪ですね。

yellow もちゃんと発音しないと色の名前だとわかってもらえません。

 

唇の使い方という点では thやf vも日本語にはない使い方ですね。

この音は数字の three や five などに入っていますが、正しく発音できますか?

 

thは舌を噛めと教わった方が多いのではありませんか?

ありえないですよね。英語を発音するのに命がけになってしまいます。

thの音は、舌を口から出して口を閉じ、その 舌の先にちっちゃなホコリみたいなものを置いてそのホコリをなるべく遠くに飛ばそうとするときに出る音です。

 

喉を使わないと無声音のthたとえば

think , through, bath 。

喉を使うと(有声音 this these with などです。

 

fとvはイーの口にした後、下唇の上に上の歯を置いて喉を使わずに「フ」と発音すると f の音に、

喉を使って「ブ」と優しくまるで薄いオブラートを震わせるような音をだすとv の音になります。

 

google音声検索でfreeとthreeがちゃんと出せるよう練習してください。 

 

vとbも紛らわしい音ですので、ここで少し練習しましょう。

very  berry共に日本語では同じ「ベリー」となりますが、まったく違う音です。

vは薄いオブラートが震えるような音です。汽笛の音のように聞こえるかもしれません。

bの音は日本人がもともと出せている音です。

後ほど触れますが日本人が発音する子音はアメリカ人に比べて弱いのでbやpの音を google が認識してくれない場合があります。

その場合は思い切って強く「ブ」「プ」と音を出してください。

travelとtroubleは日本語では「トラベル」と「トラブル」となりますが、実は vとbの音の違いだけなのでgoogle 検索でちゃんと区別されるようになれば、かなりの上級者ということになります。

ぜひ挑戦してください。